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コラム

コンビニ決済とは?代行の仕組みやメリットについて

2020年10月30日

ECサイトにおける決済方法の1つに「コンビニ決済」があります。

コンビニ決済はネットショッピングで利用する方も多く、
導入することでさまざまなメリットが得られるでしょう。

この記事では、コンビニ決済の仕組みやメリットについて解説します。コンビニ決済導入時の代行業者の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

コンビニ決済とはなにか

コンビニ決済とは、ECサイトで商品を買ったとき、その代金を全国のコンビニエンスストアで支払える決済方法のことです。

コンビニ決済には、ネットショッピングの代金をクレジットカードではなく現金で支払えるという特徴があります。

そのため、クレジットカードを持っていない方や、カード情報の入力に抵抗がある方などにもECサイトを利用してもらえます。

なお、利用する決済代行業者によって、どのコンビニで支払えるのかは異なるので注意が必要です。

コンビニ決済は前・後払いの2種類

ECサイトに導入できるコンビニ決済は、「前払い」と「後払い」の2種類に大きく分けられます。

前払いの場合、顧客が商品の代金を支払ったことを確認してから商品を発送します。

一方、注文が入ると同時に商品を発送し、到着した後で支払ってもらうのが後払いです。

先に料金を払ってもらう前払いは未払いの心配がありません。ただし、後払いが選択できないことで注文をキャンセルする顧客も出てくるでしょう。

後払いは未払いのリスクがある代わりに、注文がキャンセルされる可能性は低くなります。

このとき、回収できなかった料金を100%立て替えてくれる代行会社を利用すれば、後払いにおける代金未払いのトラブルも避けることができます。

コンビニ決済の仕組み

購入者・EC事業者・決済代行業者・コンビニの4者が関わるのがコンビニ決済における仕組みです。

ECサイトで購入者が商品を注文すると、決済代行業者にその支払い情報が登録されます。

EC事業者が商品を発送したら、決済代行業者は購入者に対して請求書を発行し、同時にEC事業者に対して商品の代金を立て替えます。

そして、商品が届いて購入者がコンビニで支払いを済ませた後、コンビニから決済代行業者に入金されるという流れです。

コンビニ決済は「払込票」「払込用番号」の2種類

購入者がコンビニで支払いを行う方法には、「払込票」と「払込用番号」の2種類があります。
「払込票」タイプでは、EC事業者から購入者に送付される、支払金額や支払期日が記載された払込票をコンビニで提示して料金を支払います。

一方、「払込用番号」タイプで利用するのは決済に必要な各種番号です。
ECサイトで購入の手続きをする際に表示される各種番号をレジで伝える、またはコンビニに設置されている専用端末に入力して支払いを行います。

お支払い可能なコンビニとその流れ(前払いの場合)

前払いでご利用をいただく場合には、各コンビニでの支払い方法が変わってきます。
店舗にある端末を操作して支払うことが多いので、下記の店舗ごとの詳細を確認してみてください。

セブンーイレブンでお支払いの場合

商品購入時に購入ECサイトから表示される払込番号(13桁)をメモして、
セブン‐イレブン店舗へ行きます。店頭レジにて「インターネット代金の支払い」と伝え、払込票番号を伝えお支払いください。

ローソン・ミニストップでお支払いの場合

商品購入時にECサイトより通知されるお客様番号と確認番号(またはお支払い受付番号と電話番号)をメモして、ローソン又はミニストップ店舗へ行きます。店内に設置されているマルチメディア端末Loppi又はMINISTOPLoppiに番号を入力し、発券される申込券でレジにてお支払いください。

ファミリーマートでのお支払いの場合

商品購入時にECサイトより通知される収納番号をメモして、ファミリーマート店舗へ行きます。
店内に設置されているマルチメディア端末Famiポートに番号を入力し、発券される申込券でレジにてお支払いください。

セイコーマートでのお支払いの場合

商品購入時にECサイトより通知されているお支払い受付番号とお客様電話番号をメモしてセイコーマート店舗へ行きます。
店頭レジにて「インターネット支払い」と伝え、レジのお客様用画面にお支払い受付番号を入力し、代金をお支払いください。

デイリーヤマザキでのお支払いの場合

商品購入時にECサイトより通知されるオンライン決済番号/決済番号をメモして、各コンビニ店舗へ行きます。
店頭レジにて「オンライン決済」と伝え、レジのお客様用画面にオンライン決済番号/決済番号を入力し、代金をお支払いください。

コンビニ決済のメリット

ここからは、コンビニ決済の2つのメリットについて解説します。

客層が広がり販路が増える

コンビニ決済は若年層や高齢者層のニーズが大きく、導入することで客層が広がります。これは、若年層はクレジットカードを持っていない場合が多く、高齢者層はオンライン決済に不安を覚えることが多いためです。

こうした層に人気がある商品を扱っているEC事業者は、積極的にコンビニ決済を導入すべきだといえます。

総務省が2018年に行った「通信動向利用調査」によれば、通販でコンビニ決済方法を選択する方の割合は43.0%でした。

この調査結果からも、多くの方がネットショッピングでコンビニ決済を利用していることがわかります。

※出典

通信利用動向調査|総務省

入金がすぐ確認できる

コンビニ決済では、代金の支払いから数分~1時間で入金を確認できます。郵便振込や銀行振込の場合、銀行が営業している時間内しか入金確認ができません。

ほとんどリアルタイムで入金状況を把握できることは、コンビニ決済の大きなメリットだといえます。特に、前払いの場合は料金が支払われてからすぐに商品を発送できるでしょう。

コンビニ決済の業者を選ぶ基準

コンビニ決済は自社で契約するのが難しいため、決済代行業者を利用するのが一般的です。ここでは、コンビニ決済の業者を選ぶときの基準を2つ紹介します。

手数料

ほとんどの決済代行業者は、手続きが1件発生するたびにEC事業者から手数料を受け取っています。手数料の他にも、コンビニ決済を導入するための初期費用や、固定の月額料金などを支払う必要があるでしょう。

顧客がまだ定着していないECサイトの場合は手数料などの出費が経営を圧迫する恐れがあるため、なるべく手数料の安い業者を選ぶのが賢明です。

資金力

決済代行業者を選ぶときは資金力も重要なポイントです。資金力が大きい業者ほど決済手数料が安い傾向にあります。

また、サポート体制も充実しているので、トラブル発生時のリスクも軽減できるでしょう。

なお、資金力の大きな業者でもコンビニ決済の後払いには対応していないケースがあるので確認が必要です。

コンビニ後払いの場合

商品と一緒に送られてくる請求書、もしくは商品到着後に別送で送られてくる請求書を
各コンビニに持参し、レジで支払うだけです。もちろん、お近くにあるどのコンビニでも支払うことができます。
端末の操作も必要ないので、簡単で便利です。

よくある質問

まとめ

コンビニ決済は利用者が多く、ECサイトの販路拡大に役立つ決済方法です。入金確認もすぐに行え、銀行振込のようにタイムラグが生じないので安心して利用できるでしょう。

ただし、コンビニ決済を導入するときは代行業者を慎重に選ぶ必要があります。手数料は安いか、資金力は大きいかといったポイントに注目して優良な業者を選んでください。

また後払いでの決済方法もかなり主流になってきています。導入に関する疑問点や不安点をお持ちの場合はお気軽に弊社までご相談ください。

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