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コラム

ECカートシステムとは?種類や選び方のポイントをわかりやすく解説

2021年8月24日

ECサイトを運営するにあたって、必ず備えなければならない機能ひとつがカートシステムです。

カートシステムには複数の種類があるため、自社のECサイトに合ったものを選ぶ必要があります。

この記事ではECサイトのカートシステムの種類について説明するとともに、選び方についても詳しく解説しますので、導入する際の参考にしてください。

カートシステムにはどのような種類がある?

「カートシステム」と一口にいっても、仕組みはどこも同じというわけではありません。大きくわけて2種類あり、導入コストが異なります。

自社でシステムを構築するのか、レンタルするのかによっても違いがあるため、把握しておくことが大切です。

自社で独自システムを構築

ECサイトを自社で独自に構築している場合、自社で管理しているサーバーにカートシステムをインストールして利用できます。

ゼロからシステムやソフトウェアを開発するスクラッチ型のほか、既成パッケージ製品やオープンソースのソフトウェアをインストールして使える方法があります。

スクラッチ型はカートシステム以外の機能も含めて自由な設計ができるため、自社サイトの運用に合わせたシステムの構築が可能です。

その反面バージョンアップ等のシステムの管理は自社ですべて行わなければならず、費用も負担しなければなりません。

外部システムベンダーに対して、年間数千万円にもなる可能性があるアプリケーションのバージョンアップ費用やカスタマイズ費用を支払えるか、もしくはその作業が可能なエンジニアを複数抱えられる企業でなければ、独自システムの運用は難しいでしょう。

カートシステムを月額レンタル

ネットワーク経由でソフトウェアなどを提供してくれるASP型の場合、基本的にアプリケーションやサーバーはシステムを提供してくれる会社が管理しており、利用する企業は月額料金を支払ってレンタルする仕組みです。

どんどん進化するシステムのバージョンアップにも無償で対応してくれるため、企業側の費用負担はスクラッチ型に比べてリーズナブルです。

システムを導入する際のサポートが充実していることも多く、社員への負担もかかりません。

先述したスクラッチ型に適合しない企業にも導入しやすいでしょう。

ショッピングモール出店という選択肢も

楽天市場やYahoo!ショッピングなど仕組みの整ったショッピングモールに出店すれば、自社でカートシステムを導入する必要がありません。

モール運営企業からカートシステムを含めてECサイトの運用に必要なツールが提供されるため、ネット販売をスタートやすいところが大きなメリットです。

有名なモールはそれ自体に強固な知名度があり、集客効果も期待できます。

ただし長期的には手数料の発生やモール内での価格競争が起きやすい点、顧客リストを作成しにくい点などがデメリットです。

ECサイトカートシステムの選び方

実際にECサイトの運営に必要なカートシステムを選ぶ際、考慮しておきたいポイントが複数あります。

この段落では「事業規模」と「拡張性」、「決済方法」の3点について解説しますので、自社にマッチするシステムを選べるよう確認しておきましょう。

事業規模

カートシステムの選び方でまず押さえておきたいのは、目指す事業規模の程度です。事業の規模が大きくなればなるほど、ショップの運営で利用したい機能の幅も広まります。

商品管理や顧客管理をはじめとした基本機能だけではなく、クーポンの発行やポイントシステムとの連携、決済方法の多様化など、年々カートシステムにかかわる機能は複雑になっています。

小規模な自社ECサイトなら事業に合う機能を備えたASP型で十分です。

一方で大規模サイトに成長させることを想定しているのなら、自社の事業に合わせて自由に設計できる独自システムを構築する方が適していることがあります。

拡張性

ECサイトも年数が経って売り上げが増えてくると、事業をスタートした頃とは状況が違ってくることも珍しくありません。

最初は活用していなかったさまざまなサービスを利用したくなる場合もありますが、機能を追加できないカートシステムを使っていると不都合が出てくることもあるでしょう。

ASP型のカートシステムのなかには独自機能を追加できるなど、システムにかかわるカスタマイズ性に優れたタイプもあります。

後になって「こんな機能を追加したい」、「こういう内容を表示できるようにしたい」など、ニーズが変化することも想定し、拡張性のあるASP型のカートシステムを選ぶのがおすすめです。

決済方法

カートシステムがどれだけの決済方法に対応しているのかも選ぶ際のポイントです。

レンタルで利用できる一般的なカートシステムでも、銀行振り込みやクレジットカード決済、代引きなどの基本的な決済方法はほぼ搭載されています。

ただ昨今では各種キャッシュレス決済も普及し、顧客側が利用したいと考える決済方法も多様化しています。システムによっては後払い決済に対応していない場合もあります。

顧客側にとっては商品を先に受け取ってから支払いができる安心感があり、ECサイト側にも購入してもらいやすい後払い決済を採用したい場合は注意が必要です。

選ばれるECサイトへ

カートシステムには自社で独自にシステムを開発する方法や、月額でレンタルする方法があります。

選ぶ際は自社が展開するサイトの規模やシステムの拡張性のほか、どのような決済方法を採用できるかも大事なポイントです。

ECサイトの数も増えて多様化しているなかで、特に決済方法は重要なカギとなり得ます。

なぜなら、顧客が望む決済方法がなければ購入にまで至らないこともあり得るからです。

選ばれるECサイトを運営するために、顧客が望む決済方法を備えるようにしましょう。

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